私の好きな京都

穴場スポット

人がすくない京都観光穴場スポットを巡ってみれば、旅の満足度が上がるかもしれません。人が来ないところというと、山奥など移動が大変な場所を思い浮かぶかもしれませんが、そうでない場所もあります。

例えば有名だけれども混雑していないところとして苔寺があります。行基上人によって開かれた歴史ある臨済宗のお寺で、その庭園は鎌倉時代から南北朝時代にかけて数々の名庭園を手がけた夢窓疎石によって再興されたすばらしいものです。それを一目見ようと大勢の人が詰めかけてきたお寺ではありますが、周辺住民に迷惑をかけたということで今は事前予約をしなければ入ることができなくなっています。ただ、観光シーズンや土日になるとそれでも人が多くなるので、人が少ない平日を狙えば、ゆっくりと見て回ることができます。

観光シーズンでも、人を気にせず観光をしたいというのであれば、京都観光穴場スポットを探してみることです。やはり京都に行くのならば、神社仏閣は見ておきたいでしょうからそこでおすすめなのは志明院というところです。ジブリの映画のもののけ姫は屋久島が舞台とされていますが、宮崎駿監督がアイデアを得たのはこの志明院とされています。というのも歴史小説の大家である司馬遼太郎が新聞記者をしていた折、この志明院で泊まったとき怪奇現象に遭遇したと宮崎監督に話したことがきっかけです。

そのことから、知っている人は知っている有名な観光スポットとして広まったのですが、なにせ交通がほとんどないので人が少ない場所です。平日も土日祝日も北大路駅から雲ヶ畑岩屋橋というところまでいく路線があるのですが、1日4便2往復しかありません。行きも帰りもバスを逃してしまえば大変です。しかも2本めにのったら観光する日間もなくすぐ出発しなければ帰ることができません。さらにバス停から志明院までは徒歩で30分くらいかかります。寺の中を巡るのもかなり歩きますから、運動が苦手という人は苦労するかもしれません。

そのような場所ですから、あまり観光客が来ないので無事にたどり着くことさえ出来れば、豊かな自然と美しいお寺をその目で見ることができます。さらに、近くには歌舞伎の有名な演目である「鳴滝」の舞台でもあり鴨川の源流である神降窟もあり、そこの水は難病を治すと言われています。志明院は秋頃が一番の見頃といわれているので、季節があうならば言ってみると良いでしょう。

他の京都観光穴場スポットとしては、京都府庁旧本館というのもあります。古い役所というのは意外と素晴らしい建物が多いですが、この京都府庁旧本館は明治期に経てられた後期ルネッサンス様式の建物で国の重要文化財になっています。現在でも執務室として機能しており、静かに見学をすることができます。しかも、入るのは無料なので気軽に見て回れます。ただし、公開日が祝日と年末年始を除いた火曜日から金曜日、土曜日の第1・3・5週の午前10時から午後5時までです。タイミングを上手く合わせなければいけないので注意しなければいけません。

京都府庁舎本館は京都市上京区にあり、地下鉄丸太町駅から徒歩10分でいくことができます。周辺には美味しい飲食店も多く、ついでに昼食をしてみるのもおすすめです。